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兼ねてより紹介済みの電子書籍ライブラリソフトCalibreですがプラグインで機能拡張が出来ます。そんなCalibreのプラグインでepubを結合するEpubMergeというプラグインがありますのでご紹介。
プラグインのインストール
Calibreの上のメニューから「設定」選択。
一番下にある「高度な設定」の中の「プラグイン」を選択。
下の方にある「新しいプラグインを取得」を選択。
プラグイン名カラムでソートするのが見つけやすいかと思います。選択した状態で右下の「インストール」を選択。
注意書きが表示されます。納得できたら「✔はい」を選択。
プラグインを反映させる項目を選択。とりあえずデフォルトで進めます。
設定を反映するのでCalibreを再起動。
epubのマージ
ここでは例として令和元年版情報通信白書の第1節第1章と第2節第3章をマージしてみます。
Calibreライブラリにepubを取り込んだ後、マージする2つのタイトルを選択後、めにゅーの右端に追加されたEpubMargeを選択します。
マージ順設定の画面になるので、タイトルをマージ順になるように設定して「✔OK」を選択。
確認ダイアログが表示されるので、内容確認後に「✔OK」を選択。確認内容はメタデータの挿入とメタデータの編集後にepubを生成するという事になります。
メタデータ確認ダイアログが表示されます。タイトルにAnthologyが追加される等の変更がされるので、変更する必要があれば変更して「✔OK」を選択。
確認ダイアログが表示されるので「✔OK」を選択。
マージ処理が終わると生成されたepubがライブラリに追加されるので中身を見てみます。
元のタイトルとそこにぶら下がる目次がマージ後の目次に反映されています。これが素晴らしいところですね。
プラグイン設定を変更する
メニュー右端のEpubMergeの右にある▼から「Configure Plugin」を選択します。
「Merged Book Word」でマージ後のタイトルに追加するデフォルトの文字列を設定できます。
また、目次の設定について「Insert Table of Contents entry for each title?」「Copy Table of Contents entries from each title?」がデフォルトで有効になっています。
今度は「Flatten Table of Contents?」を有効にして、「Insert Table of Contents entry for each title?」を無効にして同じようにマージしてみます。
デフォルトの設定と比較して、マージ元タイトルごとの階層がなくなり、目次の階層化もなくなりすべて同じ階層に目次として展開されます。
このようなプラグイン設定が可能です。連冊のタイトルの管理におすすめです。
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