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懐かしのダブル定額が帰ってくる
ガラケー時代にKDDIがCDMA 1X WINの料金プランとして投入したダブル定額。通信量に応じて料金が決定し、段階的に自動的に請求料金が決まり、かつ、一定以上は固定料金となるものでした。そんなダブル定額がスマホになっても2021年4月に帰ってきます。
Rakuten UN-LIMIT VIの概要
https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/ より
従来のRakuten UN-LIMITおよびRakuten UN-LIMIT Vは料金については月額2,980円の料金プランでしたが、今回発表されたRakuten UN-LIMIT VIは使用した通信料金に応じて請求額が決まる料金プランとなります。
これまでとの差分を比較するため、通信量あたりの料金を見てみます。
料金プラン | UN-LIMIT / UN-LIMIT V | UN-LIMIT VI (1回線目) | UN-LIMIT VI (2〜5回線目) |
---|---|---|---|
0GB〜1GBまで | ↓ | 0円 | ↓ |
1GB〜3GBまで | ↓ | 980円 | 980円 |
3GB〜20GBまで | ↓ | 1,980円 | 1,980円 |
20GB〜 | 2,980円 | 2,980円 | 2,980円 |
注意事項は以下の通りです。
- auローミングとして使われるLTE Band18/26での通信も通信量としてカウントされる(ので、楽天回線エリア内でない場合は低速のまま通信量が増える)
- auローミングは月間5GBまで高速通信(超過後最大1Mbps)、海外でのローミングは月間2GBまで高速通信(超過後は最大128kbps)
- データ無制限となるのは楽天基地局への接続時のみ。公平にサービスを提供する為、通信速度の制御を行う場合有り
- 巷間言われている通信速度の制御は1日あたり10GB以上の通信
通話・SMSに関しては変更なし(Rakuten Linkアプリ利用時に使い放題)
データ通信以外の仕様はこれまでと変更ありません。SMSに関しては携帯電話以外からの番号から送信されたSMSについて受信できない場合があるというのも恐らく変更はありません。(以前よりはRakuten Link経由で受信するようになった感じはしています)
私は個人的に絶対に受け取りたいSMSの場合用(とエリア補完用)にHIS Mobileのビタッ!プランを契約しています。今後もこの運用は変わらないと思います。
楽天モバイルのサブ・SMS用にHIS Mobileのビタッ!プランを契約。SMS使用可の低料金SIMの比較も(IIJmio「従量制プラン」・b-mobile「190PadSIM」)
契約プランの変更は自動的に実施
2021年4月1日に契約が自動的に切り替わるので、UN-LIMITからUN-LIMIT Vへの変更時と同様に既存契約がある場合は自動的にRakuten UN-LIMIT VIへ契約変更されます。
楽天モバイル(MNO)としてのキャリアメールを2021年夏に提供開始予定
MVNOとしての楽天モバイルではキャリアメールとして無料で楽天メール(@rakuten.jp)が提供されていましたが、MNOとしての楽天モバイルでも今年の夏からキャリアメールを提供予定だそうです。(私個人的に使う予定ないのでなんとも…)
衛星通信ネットワークの進捗が報告される(2023年以降)
Rakuten UN-LIMITの発表時にも発表されていた、人工衛星からの通信ですが、2023年以降にサービス提供するという発表がありました。
ライブ配信より。
ついに発表された楽天のMNOサービスプラン。詳細まで纏めたらオススメできる人は相当絞られる結果に。
サービス仕様や端末について気になるところがありますが、進捗があった点は良いと思います。
まとめ
私自身楽天モバイルの契約者なので、自動的に料金が下がる人がいるというのは良いことだと思います。ただ、私の場合データ通信を凄く使うので、今後も月額2,980円運用に変更はないと思います。
1回線も契約してない方は試しに使ってみるのも良いかもしれません(特にiPhone 11/XS/XR以降を使っている場合はeSIMで)
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