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AlmaLinuxよりも先にARM対応RHELクローンをリリース
以前、Rocky Linuxが8.3 RC1をリリースした時もご紹介しましたが、Rocky LinuxがGAとして8.4をリリースしました。
【ARMも対象】CentOS 8サポート短縮のもう一つの受け皿、Rocky Linuxが8.3RC1をリリース!
AlmaLinuxはARM対応作業中、x86-64は8.4をリリース済み、ARMは8.4Betaをリリース済み
Rocky Linuxの他にCentOS8のサポート短縮を受けて活動を開始したAlmaLinux(Project Lenix)は8.3のx86-64リリース後にARMサポート作業を開始しており、執筆時点ではx86-64は8.4をリリース、ARMは8.4Betaをリリースしています。
RHELリリースからの追従
これまでRed HatがサポートしていたCentOSを含めて、RHELリリース後のRHELクローンリリースについては以下の通りとなりました。
製品名・バージョン | リリース日 | 備考 |
---|---|---|
RHEL 8.3 | 2020/10/29 | |
CentOS 8.3-2011 | 2020/12/07 | |
AlmaLinux 8.3 | 2021/03/30 | x86-64のみ |
RHEL 8.4 | 2021/05/18 | |
AlmaLinux 8.4 | 2021/05/26 | x86-64のみ |
CentOS 8.4-2105 | 2021/06/03 | |
Rocky Linux 8.4 | 2021/06/21 | x86-64, aarch64 |
RHEL 8.5(予定) | 2021年中 |
現在広く活動しているRHELクローンが揃いましたが、CentOS8.5は時期的に出るか不透明なので、次のRHELリリースであるRHEL8.5に対応するのはAlmaLinuxとRocky Linuxのみになる可能性があります。
どちらも順調にリリースされたので、当面はCentOSからの乗り換え先として期待できますね。
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